司法書士試験の受験や開業と趣味は両立するのか?ギタリスト司法書士の体験記!

今回は、司法書士試験や開業は趣味と両立するのか?ギターが趣味の司法書士として、体験記を書いてみます。

 

バンド活動から司法書士試験へ

弊所代表司法書士である私は、学生時代から公務員として社会に出てしばらくの間まで、ギタリストとしてバンド活動をしていました。

学生時代は、趣味というより、むしろバンドが本業で、趣味が勉強みたいな状況でした(汗)

 

社会人になってから組んだ、Nutty worksというバンドでは、自主製作CDをリリースしたこともあります。(音源はこちら

CDを作ったのが、確か平成16年頃で、用地買収の仕事も全力で頑張ってはいましたが、ギターとバンド活動にも力を入れて取り組んでいたものです。

 

そして、確か平成20年頃から、本格的に司法書士試験に取り組み始めたように記憶しています。

働きながらの受験ですからとにかく時間不足をどう補うかが、課題となってきます。

そこで私は、仕事以外の時間は全て司法書士試験の勉強をするようになりました。当然、ギターを弾くことはなくなりました。

 

司法書士としての独立から日本M&Aセンターへ

平成26年の司法書士試験で、とうとう念願の合格を果たした私は、その年末に国交省を退職し、翌年晴れて司法書士として独立します。

しかし、出身地が愛媛県松山市であるにもかかわらず、当時たまたま住んでいた香川県高松市で開業したということもあり、事務所経営で苦戦します。

 

そんな時、とある転職サイトから転職面接のオファーがあり、受けてみるとなぜか採用が決まるという、とんでもない幸運がありました。

その会社は、株式会社日本M&Aセンターという、日本トップの中小企業M&Aの仲介会社(一部上場)でした。

給料などの待遇面も、公務員時代から飛躍的に良い条件だったので入社を決め、そこからはがむしゃらにM&A法務に取り組む日々を過ごしました。

 

M&A500件以上に関与し、共著にはなりますが「買い手の視点からみた中小企業M&AマニュアルQ&A」という書籍まで執筆し、サラリーマンとしての仕事はある意味、最高潮を迎えました。

 

開業の成功と忘れていた趣味のギターがくれた幸せ

そして、令和元年6月に豊中司法書士ふじた事務所を開業しました。

開業当初、仕事がないということは織り込み済みでしたので、事前に経営やマーケティングを勉強し、前回の失敗から得た教訓に基づき経営を進めました。

その結果、現在は多数のご依頼を頂けるまでに事務所が成長し、忙しい日々を過ごすことができるようになっています。

 

収入面も、仕事量の面においても、事務所が軌道に乗ってきたと感じた令和2年の12月末頃、youtuberである精神科医の樺沢紫苑先生の動画で、「趣味のある人生の方が幸福度が高い」というようなご指摘に触れ、私はビビっと来ました。

ちょうど、学問として確立してきている「幸福学」(宗教ではありません。。)にハマっていた私は、じゃあ、趣味を持って幸せになったる!とあっさり趣味を持つことを決意しました。

豊中司法書士ふじた事務所

 

ただ、10数年以上も無趣味人間になっていた私は、すぐにやりたい趣味が思いつきませんでした。

ふと、まあ、久しぶりにギターでも弾くか、と思いハードケースに入れっぱなしになっていた、愛機のGibson Les Paul Custom(1988製)を修理に出し、壊れていたmarshallアンプを捨てて、新品の5w真空管のMarshallを買って、ギターを本当に久しぶりに弾きました。

最初は、当然弾き方忘れてました。が、2~3ヶ月リハビリすると、全盛期の8割くらいの力が戻ってきました。

思いのままにギターを弾くのは本当に楽しく、私は、自分がギターを好きであるということを十数年も忘れていたのだと、気づいたのでした。

現在は、epiphone masterbuilt hummingbirdを買ってからというもの、アコギの世界にハマっていて、とっても幸せなギターライフを送っています。

 

趣味を忘れるくらいに取り組んだ司法書士としての成功への道

自分が本当に好きだった趣味を十年以上忘れるくらい、司法書士試験というのは過酷な試験でしたし、司法書士として事務所を軌道に乗せることも、また大変なことだったのだなあと振り返って思います。

趣味のある人生というのは、本当に豊かな幸福感がありすし、仕事にもメリハリがつきます。おそらく、仕事ができる人というのは、遊びはもっと得意なものではないでしょうか。

 

けれども、難関国家資格の受験となると、おそらくですが、そういった趣味などに時間を割くことは不可能だと思います。

自分の空いた時間は全て勉強に費やす、寝る間も惜しんで勉強するという期間が数年間は必要なのです。

晴れて司法書士になった暁には、なりたかった職業と豊かな趣味、サラリーマン以上の収入と自由な時間、社会貢献というたくさんの幸福が待っている、そんな風に思います。

 

受験生の皆さん、頑張って下さい!

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